こんにちは、宮本真愿です。
「宮本真愿の五つ星成功術」
今回は「成功者のマネをしても、成功できない理由」というテーマでお話しします。
皆さんは、成功している人の習慣を、マネしたことはありませんか?
僕は、めちゃくちゃあります(笑)
成功者は、朝が早いと聞けば、早起きをする。
成功者は、読書家だと聞けば、本を読む。
成功者は、運動していると聞けば、ランニングを始める。
成功者は、瞑想していると聞けば、とりあえず目を閉じてみる。
「これで俺も成功者に近づいてるぞ」なんて思うわけです。
でも、なぜでしょう。
同じことをやっているはずなのに、なかなか同じ結果にはならない。
今日は、その理由について、僕自身の失敗も含めてお話ししたいと思います。
僕は「成功者のマネ」を30年以上やってきました
初回の放送でもお話ししましたが、僕は成功哲学や自己啓発、能力開発といったものを、30年以上学んできました。
当然、たくさんの成功者についても学びました。
成功者は…
- どんな考え方をしているのか
- 何時に起きるのか
- どんな本を読むのか
- どんな目標を立てるのか
- どんな言葉を使うのか
- どんな時間の使い方をするのか
もうね、知れば知るほど、マネしたくなるんです(笑)
「なるほど、成功する人は朝5時に起きるのか」
「よっしゃ、明日から5時起きや!」
となります。
翌朝…
目覚ましが鳴ります
↓
止めます
↓
もう一度鳴ります
↓
また止めます
↓
そして7時
「成功への道の初日、いきなり2時間寝過ごしたやん……」となるわけです(笑)
成功者の習慣には「見えない前提条件」がある
もちろん、成功者から学ぶこと自体は、素晴らしいことです。
僕も今でも、いろいろな方から学んでいます。
問題は、表面に見えている行動だけをコピーすることなんです。
たとえば、ある経営者が、毎朝5時に起きているとします。
それを聞いて「成功者は5時に起きるんだ」と考える。
でも、ちょっと待ってください。
その人は…
- 何時に寝ているのでしょうか。
- 睡眠時間は何時間でしょうか。
- 仕事のスタイルは?
- 家族構成は?
- 年齢は?
- 体力は?
- 朝型なのか、夜型なのか。
- 会社員なのか、
- 経営者なのか。
- 通勤時間はあるのか。
- 仕事を自分でコントロールできるのか。
こうした条件が全部違うのに「朝5時に起きる」という結果だけを切り取ってマネする。
すると、どうなるか。
夜1時に寝て、朝5時に起きる。
睡眠時間は4時間。
その結果…
- 眠い
- 頭が回らない
- 仕事の能率が落ちる
- イライラする
そして最後に、こう思います。
「成功者と同じことをやっているのに、なんでうまくいかへんねん」
……いや、
むしろ、その成功者のマネをする前より状態悪くなってますよね(笑)
成功者の「結果」をマネしていた
僕自身、長い間ここを勘違いしていました。
成功者がやっていることには、何か特別な秘密があると思っていたんです。
だから…
- その人の習慣を取り入れる
- 考え方を取り入れる
- 使っている手帳を買う
- おすすめされた本を読む
もちろん、そこから得たものも、たくさんあります。
ただ、今振り返ると、僕は成功者の「結果として現れている行動」をマネしすぎていたと思います。
その人が、なぜその習慣を選んだのか。
その人にとって、なぜそれが機能しているのか。
その背景まで、ちゃんと見ていませんでした。
同じ靴を履いても、同じ場所には行けない
たとえば、ものすごく成功している人が、ある靴を履いていたとします。
「あの人は、この靴で成功したんだ!」と思って、同じ靴を買ったとします。
でも、その靴を履いたからといって、同じ場所には行けませんよね。
大切なのは、靴ではなく、どこへ向かって、どう歩いたのか。
さらに言えば、自分の足に、その靴が合っているかどうかです。
サイズが違えば、どんな高級な靴でも、歩きにくいです。
成功法則も、それに近いところがあります。
誰かにとって、最高の方法だったとしても、自分にとって、最高とは限らないんです。
「成功者が言っているから正しい」の落とし穴
僕たちは、実績のある人の言葉を聞くと、どうしても、その方法が正解に見えます。
「私は毎日これをしています」
「これをやったら人生が変わりました」
「成功したければ、これをやりなさい」
そう言われると、説得力がありますよね。
でも、ここで一つ、僕が大切にしている問いがあります。
それは…
- それは、その人にとっての正解なのか?
- それとも、自分にも合う正解なのか?
という問いです。
これ、似ているようで、全然違います。
たとえば、毎日SNSを10投稿して成功した人がいるとします。
だったら、全員が10投稿すれば成功するのか?
そんな単純ではありませんよね。
1日10時間働いて成功した人がいるとします。
だったら、全員が10時間働けば成功するのか?
これも違います。
結果が出た人の行動には…
- その人の能力
- 性格
- 経験
- 環境
- タイミング
- 持っている資源
など、さまざまな要素が絡んでいます。
だから、表面的な行動だけを切り取ると、本質を見失うことがあります。
五つ星成功術では「自分の状態」から考える
ここで、五つ星成功術につながります。
五つ星成功術では「身・脳・気・心・志」という五つの要素を、順番に整えていきます。
なぜかというと、人によって、今どこが整っていて、どこが崩れているのかが違うからです。
身体が疲れ切っている人に「もっと行動しましょう」と言っても、なかなか動けません。
情報過多で頭がパンパンの人に「もっと勉強しましょう」と言ったら、余計に混乱するかもしれません。
人間関係でエネルギーを消耗している人に、新しい習慣を10個増やしても、続かないかもしれない。
つまり、大切なのは「成功者は何をしているのか?」だけではなく「今の自分には何が必要なのか?」なんです。
成功者から学ぶなら「なぜ?」を見る
では、成功者から学んではいけないのかというと、もちろん、そんなことはありません。
むしろ、どんどん学んだらいいと思います。
僕自身も学び続けています。
ただし、一つだけ意識してみてください。
「何をしているか」より「なぜ、それをしているのか」を見るということです。
たとえば、成功者が毎朝散歩している。
だったら「毎朝散歩すれば成功できる」ではなく、なぜ散歩しているのかを考える。
それは…
- 身体を整えるためなのか
- 頭を整理するためなのか
- 一人になる時間をつくるためなのか
- アイデアを考えるためなのか
目的が分かれば、必ずしも同じことをする必要はありません。
その人は散歩でも、自分の場合は、ストレッチかもしれないし、お風呂かもしれない。
10分間、静かにコーヒーを飲むことかもしれない。
目的はマネしても、方法は自分に合わせていい。
僕は、これがすごく大事だと思っています。
僕自身も「自分に合う形」に変えてきた
僕も今、いろいろな習慣を持っています。
でも、最初から全部できたわけではありません。
誰かから学んだものを、そのまま採用しているわけでもありません。
やってみる
↓
合わない
↓
変える
↓
またやってみる
↓
続かない
↓
また変える
そうやって、少しずつ「宮本仕様」にしてきました。
ここ、結構大事なんですよね。
成功法則を、自分に合わせる。
自分を、成功法則に無理やり合わせない。
昔の僕は、ここが逆でした。
「成功者ができているんだから、自分もできなきゃダメだ」と思っていました。
でも今なら「いやいや、俺はその人ちゃうし」って(笑)思えるようになりました。
- 性格も違う
- 身体も違う
- 人生も違う
だったら、続け方が違って当然です。
「自分を知ること」が成功のスタートになる
僕は、成功するために、意外と見落とされていることがあると思っています。
それは、自分を知ること。
自分は…
- どんなときに調子がいいのか
- どんなときに集中できるのか
- 何をすると疲れるのか
- 一人のほうが力を発揮できるのか
- 人と一緒のほうが頑張れるのか
- 朝がいいのか
- 夜がいいのか
- 小さく始めたほうがいいのか
- 期限を決めたほうがいいのか
人間は、みんな違います。
だから、成功法則にも、ある程度の「自分仕様へのカスタマイズ」が必要なんです。
今週の「一つ星チャレンジ」
では、今週の「一つ星チャレンジ」です。
今週は、あなたが「成功するためにやったほうがいい」と思っていることを、一つ選んでみてください。
- 早起き
- 読書
- 運動
- SNS発信
- 勉強
何でも構いません。
そして、自分にこう問いかけてみてください。
「そもそも、なぜこれをやっているんだろう?」
- 誰かが言っていたから?
- 成功者がやっているから?
- 本に書いてあったから?
それとも、自分にとって本当に必要だから?
そして、必要だと思ったら、もう一つ問いかけます。
「もっと自分に合うやり方に変えられないだろうか?」
これだけです。
- やめてもいい
- 時間を変えてもいい
- 量を減らしてもいい
- 方法を変えてもいい
大切なのは、成功者と同じ行動をすることではなく、自分が前へ進める形を見つけることです。
あなたは「誰か」になる必要はない
最後に…
成功している人を見ると、僕たちはつい「あの人みたいになりたい」と思います。
僕も、何度も思ってきました。
でも、今は次のように思っています。
成功するということは、誰かのコピーになることではない。
自分が持っているものを、一番発揮できる状態をつくること。
誰かの人生を、完璧にコピーする必要はありません。
誰かの朝5時を、コピーする必要もありません。
成功者のルーティンを、全部取り入れる必要もありません。
- 学ぶ
- 試す
- 合わなかったら変える
- そして、自分に合う形を見つける
その繰り返しでいいんです。
だから、成功者を見て「自分はあんなふうにできない」と落ち込む必要もありません。
その人には、その人の成功の形があります。
そして、あなたには、あなたの形があります。
成功は、方法ではなく状態。
そして、あなたは足りなかったのではない。
整っていなかっただけ。
成功者のマネをする前に、まず、自分を知る。自分を見る。自分に合う形へ変えていく。
今週は、そんな一週間にしてみてください。
次回は「自己啓発を学ぶほど、苦しくなっていませんか?」というテーマでお話しします。
本来、人生を良くするために学んでいるはずの自己啓発。なのに、学べば学ぶほど…
「まだ足りない」
「もっと成長しなければ」
「今の自分ではダメだ」
と苦しくなってしまう。
なぜ、そんなことが起きるのか。
30年以上、自己啓発や成功哲学を学んできた僕自身の経験も交えながら、お話ししたいと思います。
最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
宮本真愿でした。
それでは、また次回お会いしましょう。


