音声|自己啓発を学ぶほど、苦しくなっていませんか?

本記事は、voicyで配信している音声の文字起こしです。音声は以下のリンクからお聴きいただけます。

こんにちは。宮本真愿です。

「宮本真愿の五つ星成功術」

今回は「自己啓発を学べば学ぶほど、苦しくなっていませんか?」というテーマでお話しします。

最初に、ちょっと不思議な質問をさせてください。

  • 自己啓発の本を読む
  • 成功哲学を学ぶ
  • セミナーに参加する
  • YouTubeを見る
  • Voicyを聴く

そうやって、一生懸命、自分を成長させようとしている。

なのに……

なぜか、学べば学ぶほど、自分に自信がなくなっていく。

そんな経験はありませんか?

「もっと行動しなければ」
「もっと成長しなければ」
「もっとポジティブにならなければ」
「もっと成功者のように考えなければ」

気づけば、人生を良くするために始めたはずの学びが、今の自分にダメ出しするための材料になっている。

もし、少しでも思い当たるところがあったら、今日はぜひ最後まで聴いてみてください。

目次

僕は30年以上、自己啓発を学んできました

僕は、成功哲学や自己啓発、能力開発と呼ばれるものを、30年以上学んできました。

  • 本も、かなり読みました。
  • 教材も買いました。
  • セミナーにも参加しました。
  • いろいろな成功者の考え方も学びました。

ですから、僕は自己啓発そのものを、否定するつもりはまったくありません。

むしろ、今の僕をつくってくれた、大切な学びがたくさんあります。

人生のどん底から立ち上がるときにも、昔学んだ言葉に、何度も助けられました。

ただ、30年以上学んだからこそ、感じていることもあります。

それは、自己啓発には、使い方があるということです。

使い方を間違えると、自分を成長させるはずの学びが、逆に、自分を苦しめてしまうことがあるんです。

「理想の自分」と「今の自分」

自己啓発を学ぶと、たくさんの、素晴らしい考え方に出会います。

  • 成功する人は、こう考える。
  • 成功する人は、こう行動する。
  • 成功する人は、朝からこんなことをしている。
  • 夢を持ちましょう
  • 目標を明確にしましょう
  • 感謝しましょう
  • 前向きに考えましょう
  • すぐ行動しましょう
  • 継続しましょう

どれも間違っているわけではありません。

むしろ、素晴らしいことばかりです。

でも、学べば学ぶほど、頭の中に「理想の自分」が出来上がっていきます。

  • 毎朝早起きして
  • 運動して
  • 本を読んで
  • いつも前向きで
  • 目標が明確で
  • 行動力があって
  • 感情に振り回されず
  • 人に感謝して
  • 毎日コツコツ努力する

もう、とんでもなく立派な人です(笑)

そして、その理想の自分と、現実の自分を比べ始めます。

朝、起きられなかった。
→「あかんやん……」

今日は本を読めなかった。
→「またできなかった……」

ちょっとネガティブになった。
→「こんな考え方じゃ成功できない……」

三日坊主になった。
→「やっぱり自分は意思が弱い……」

いつの間にか、学びが増えるほど、自分にダメ出しする項目まで増えていく。

これ、ちょっと皮肉ですよね。

「成長したい」が「今の自分はダメ」に変わる

僕は、ここに一つ大きな落とし穴があると思っています。

本来「成長したい」という気持ちは、とても前向きなものです。

でも、いつの間にか「成長したい」という願望から、「成長しなければならない」という義務感に変わってしまうことがあります。

それがさらに進むと「成長していない今の自分には価値がない」と思ってしまう場合もあるんです。

これが、苦しくなる原因の一つです。

成長したいから学んでいたはずなのに、学べば学ぶほど、今の自分が嫌いになっていく。

これでは、ちょっと順番が逆なんですよね。

僕も「足りないもの探し」をしていました

昔の僕も、ずっとやっていました。

「自分に足りないもの探し」です。

  • もっと知識が必要だ
  • もっと能力が必要だ
  • もっと行動力が必要だ
  • もっと精神力が必要だ
  • もっと自信が必要だ
  • もっと人間力が必要だ

成功するためには…

まだ足りない。
まだ足りない。
まだ足りない。

30年以上、学び続けられた理由の一つには、純粋な好奇心ももちろんありました。

でも、振り返ってみると、どこかに「今のままの自分ではダメだ」という感覚もあったと思います。

だから…

  • 新しい本を読む
  • 新しい知識を入れる
  • 新しい方法を試す

すると、一瞬、成長したような気持ちになるんです。

でも、現実がすぐに変わるわけではありません。

するとまた「何か足りない」と思う。

そして…

  • 次の本
  • 次の教材
  • 次のノウハウ…

これって、場合によっては、終わりのない旅になってしまうんです。

学ぶことが「行動しない理由」になることもある

もう一つ、僕自身が経験したことがあります。

それは、学んでいることで、安心してしまうということです。

  • 本を読んでいる
  • セミナーを受けている
  • 新しい知識を得ている

すると、なんとなく、前に進んでいる気になります。

僕も、ありました。

本を読み終えて「なるほど。めちゃくちゃ勉強になった」と満足する。

でも、次の日…

普通に何も変わっていない(笑)

頭の中には、素晴らしい知識が増えています。

でも…

  • 生活は同じ
  • 行動も同じ
  • 習慣も同じ

そこでまた、次の本を読む。

昔の自分に言えるなら、こう言いたいです。

「いや、もう十分知ってるから、学んだこと一個でも実践しようや」って(笑)

「知っている」と「できている」は違う

これは、自己啓発だけに限った話ではありません。

知識と実践は、まったく別物です。

健康になる方法を100個知っていても、毎日寝不足だったら身体は整いません。

運動の重要性を、完璧に説明できても、一歩も歩かなければ、体力はつきません。

感謝が大切だと知っていても、身近な人に「ありがとう」を言わなければ、人間関係は変わりません。

つまり、人生を変えるのは、知っていることの量ではなく、実際に生活に落とし込んだことの量なんですよね。

五つ星成功術が「整える」を大切にする理由

だから、五つ星成功術では、知識を増やすことだけを目的にしていません。

大切にしているのは、整えることです。

  • 身
  • 脳
  • 気
  • 心
  • 志

今の自分を否定して、別人になろうとするのではなく、今の自分が持っている力を、ちゃんと発揮できる状態に整えていく。

これが、僕の考える五つ星成功術です。

だから僕は、この言葉を大切にしています。

あなたは足りなかったのではない。
整っていなかっただけ。

この二つ、似ているようで、全然違うんです。

「足りない」と考えると、外から何かを、どんどん足そうとします。

でも「整っていない」と考えると、一度、今の自分を見ることができます。

  • 疲れていないかな
  • 情報を入れすぎていないかな
  • 無理をしていないかな
  • 自分を責めすぎていないかな
  • 本当は何を大切にしたいんだろう

そうやって、自分との関係を、少しずつ整えていく。

僕は、そのほうが長く続くと思っています。

自己啓発は「自分を殴る棒」ではない

少し強い表現になりますが、今日、ぜひ覚えておいてほしい言葉があります。

「自己啓発を、自分を殴る棒にしない」

本を読んで「自分は全然できていない」

セミナーを受けて「自分は行動力がない」

成功者を見て「それに比べて自分は……」

そんなふうに、学んだ知識で、自分を叩かないでほしいんです。

本来、学びというのは、自分を苦しめるためのものではありません。

人生を、少し楽にしたり、少し豊かにしたり、可能性を広げたりするためのものです。

だから、学んだあとに、自分がどんどん嫌いになっているなら、一度、立ち止まってみてもいいと思います。

学びは「足す」より「一つ使う」

僕は今、たくさん学ぶことよりも、学んだことを一つ使うことのほうを大切にしています。

本を10冊読んで、何も変えないより、1冊読んで、一つだけ生活を変える。

そのほうが、人生は変わります。

たとえば「睡眠が大切だ」と学んだ。

だったら、今日は30分早く寝てみる。

「感謝が大切だ」と学んだ。

だったら、誰か一人に、ありがとうと伝えてみる。

「運動が大切だ」と学んだ。

だったら、10分歩いてみる。

それで十分です。

100個学んで、100個できない自分を責めるより、1つ学んで、1つやる。

僕は、そのほうがずっといいと思っています。

今週の「一つ星チャレンジ」

では、今週の「一つ星チャレンジ」です。

今回は、新しく何かを学ぶことではありません。

逆です。

これまで、本や動画、Voicy、誰かの言葉などから学んだことで「これは大事だな」と思ったものを、一つ思い出してください。

そして今週、それを一つだけ実践してみてください。

一つでいいです。

  • 新しい本を買わなくてもいい
  • 新しいノウハウを探さなくてもいい
  • 新しい動画を見なくてもいい

もう、あなたの中にあるものから、一つだけ使ってみる。

そして、もう一つ。

もしできなくても、自分を責めないでください。

前回お話ししたように、三日坊主になったら、また戻ってくればいいんです。

学びとは、自分を否定することではない

最後に…

僕は、これからも学び続けると思います。

たぶん、一生やめないでしょう。

それくらい、学ぶことが好きです。

でも、昔と今で、大きく変わったことがあります。

昔は「足りない自分を埋めるため」に学んでいた部分がありました。

でも今は「今ある自分を、もっと活かすため」に学びたいと思っています。

この違いは、僕にとって、とても大きなものでした。

だから、もし今、自己啓発を学べば学ぶほど、苦しくなっている人がいたら、少しだけ、立ち止まってみてください。

あなたは、何かが足りないから、学ばなければならないのでしょうか。

それとも、すでに持っているものを、もっと活かすために学んでいるのでしょうか。

学ぶことは、素晴らしいことです。

成長することも、素晴らしいことです。

でも、成長するということは「今の自分はダメだ」と認めることではありません。

今の自分を出発点にして、昨日より、ほんの少し整えていく。

それでいいんです。

あなたは足りなかったのではない。
整っていなかっただけ。

そして、100点の三日坊主より、60点の365日。

焦らず、一つずつ、一緒に整えていきましょう。

次回は「人生は、努力ではなく『順番』で決まる」というテーマでお話しします。

なぜ五つ星成功術は「心」でも「志」でもなく、まず「身」から始まるのか。

そして、なぜ「身→脳→気→心→志」という順番なのか。

五つ星成功術の核心部分に、少しずつ入っていきたいと思います。

今回も最後までお聞きいただきまして、ありがとうございました。

宮本真愿でした。

それでは、また次回お会いしましょう。

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