音声|文章で飯を食ってる影武者コピーライターの僕は「しゃべり下手」

本記事は、voicyで配信している音声の文字起こしです。音声は以下のリンクからお聴きいただけます。

こんにちは、宮本真愿です。

今回から、このVoicyで、新しく「五つ星文章術」というシリーズを始めることになりました。

毎週水曜日の朝7時に、文章、言葉、情報発信、マーケティング、そしてAI時代のコミュニケーションについて、僕なりの経験や考えをお話ししていきたいと思っています。

初回となる今日は、テクニックの話ではなく「そもそも宮本真愿って誰なの?」という自己紹介も兼ねながら、文章を教えている僕が、なぜ今さら音声発信を始めるのか?

そんな話をしてみたいと思います。

目次

実は僕、しゃべるのが得意ではありません

いきなり夢を壊すようですが(笑)、僕はもともと、子どもの頃から無口で、人見知りで、引っ込み思案。

大勢の人の前で話すなんて、とんでもない。

できれば教室の後ろのほうで、気配を消していたいタイプでした(笑)

今ではコピーライターとして文章を書いたり、講座で人に教えたり、企業のマーケティングに携わったりしていますが、もともとの僕を知っている人からすれば「え、お前が音声配信?」と驚かれてもおかしくありません。

だから、このVoicyも僕にとっては一つの挑戦です。

なぜ、わざわざ苦手なことを始めるのか?

理由は大きく3つあります。

一つ目は、僕が長年研究し、実践してきた「五つ星文章術」という考え方を、もっと多くの人に知ってもらいたいからです。

五つ星文章術では、単なる文章の書き方だけを扱っているわけではありません。

脳科学、広告心理学、行動経済学、神話学、個性学。

こうした人間そのものへの理解をベースに…

  • なぜ、この言葉には心が動くのか?
  • なぜ、同じことを伝えても響く人と響かない人がいるのか?
  • どうすれば、人を無理に説得することなく、自然に行動してもらえるのか?

そんなことを考えていきます。

文章術という名前ですが、突き詰めていけば「人間を理解する技術」でもあると僕は思っています。

二つ目は、僕自身がしゃべれるようになるためです

これは非常に個人的な理由です(笑)

文章なら、書き直せます。

気に入らなかったら削除できます。

これは、ラブレターあるあるで、きっと多くの方も経験されたことあると思いますけど、一晩寝かせて、翌朝読み返すと「昨日の俺、なんでこんな文章を書いたんやろう?」と思ったら直せます(笑)

でも、しゃべりはそうはいきません。

その瞬間に、自分の頭の中にあるものを言葉にしなければならない。

これは文章とはまったく違う筋肉を使います。

だから僕は、このVoicyを皆さんに何かを伝える場所であると同時に、自分自身の「伝える力」を鍛える場所にもしたいと思っています。

初回から完璧にしゃべろうとは思っていません。

むしろ「最初の頃、宮本さん結構しゃべるの下手やったな」と、1年後くらいに笑ってもらえたら最高です(笑)

この番組そのものを、一つの成長記録にしていきたいと思っています。

そして三つ目。これが一番大きな理由です

ズバリ、AIの進化です。

今、AIを使えば、かなりレベルの高い文章を誰でも作れるようになりました。

  • メールも書ける
  • ブログも書ける
  • SNS投稿も作れる
  • セールスコピーだって作れます

もちろん僕自身もAIを使っていますし、これからの文章術にAIは欠かせないと思っています。

ただ、その一方で、一つ大きな変化が起きています。

それは「上手な文章を書ける」ということだけでは、差別化しにくくなっているということです。

これからのAI時代「何を言うのか、より、誰が言っているのか?」がさらに重要なポイントになってくると思います。

たとえば「失敗しても諦めずに挑戦することが大切です」という文章があったとします。

言っていることは正しいですよね。

でも、その言葉をAIが生成した場合と、何度も失敗して、どん底まで落ちて、それでも立ち上がってきた人が、自分の経験を振り返りながら言った場合。

文字だけを見れば、同じ言葉かもしれません。

でも、僕たちが受け取るものは違います。

なぜなら、言葉の後ろには「誰が言っているのか」という文脈があるからです。

これからAIによって「何を言うか」の平均点は、どんどん上がっていくと思います。

だからこそ逆に「誰が言っているのか」の価値が高まっていく。

僕はそう考えています。

そこで僕が注目しているのが「音声」です。

もちろん、今はAIでも音声を作れます。

かなり自然です。

これからさらに、人間と区別がつかないレベルになっていくでしょう。

でも、それでも僕は、生身の人間が自分の声で話すことには価値が残ると思っています。

  • 声が少し震える
  • 言葉に詰まる
  • 考えながら間が空く
  • あーとか、えーとか、言ってしまう
  • 今日の僕みたいに、途中で噛むとか
  • 嬉しい話をすると声が少し弾む
  • 失敗談を話すとき、ちょっと苦笑いする

文字にすると全部消えてしまうものが、音声には残ります。

言ってみれば、音声というのは、言葉の「温度」や「空気」まで伝わる。ということです。

完璧ではないからこそ、その人らしさが出るんです。

だから、AI時代になればなるほど「人間臭さ」「未完全さ」というものが、逆に大きな価値になるんじゃないかと思っています。

もう一つ、僕が音声に可能性を感じている理由があります。

それは、顔を出さなくてもいいこと。

もし僕がイケメンだったら、どんどん顔出しして、見せびらかすでしょうけど、残念ながらイケメンではない、ただのおっさんなので、僕にとって、音声だけでいいというのは、めちゃくちゃ助かってます。

あと、動画の場合…

  • カメラを用意して
  • 照明を考えて
  • 背景を気にして
  • 髪型を整えて……

僕なんか、その時点で疲れてしまいます(笑)

でも音声なら、基本的にはマイクの前で話せばいい。

聞く側も、画面を見る必要がありません。

  • 通勤しながら
  • 家事をしながら
  • 散歩しながら
  • 運転しながら

生活の中に自然に入り込むことができます。

だから僕は、これから個人が情報発信やビジネスをしていくうえで「文章+音声」という組み合わせは、かなり強力になると思っています。

このシリーズでは、単なる「文章の書き方」だけではなく、なぜ人は言葉で動くのか。

  • なぜ読まれる文章と読まれない文章が生まれるのか
  • AI時代に人間は何を書くべきなのか
  • SNSでは、どう言葉を届ければいいのか
  • セールス文章は、なぜ嫌われるのか
  • 物語には、なぜ人を引き込む力があるのか

そして僕自身が、実際のマーケティングやコピーライティングの現場で経験してきた成功や失敗についても、お話ししていきます。

教科書だけではなく「現場で実際に何が起きているのか」をできるだけお届けしたいと思っています。

文章術を教える人間が、しゃべりを学ぶ

考えてみれば、ちょっと面白いですよね。

文章を教えている人間が「しゃべるの苦手なんですよ」と言いながら音声番組を始める(笑)

でも僕は、それでいいと思っています。

得意になってから始めるのではなく、始めるから、得意になっていく。

これは文章でも、情報発信でも、仕事でも同じです。

僕自身、このVoicyを通じてどこまでしゃべれるようになるのか。

ぜひ、その成長過程も含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。

そして、この放送を聴いてくださっているあなたが…

「自分も音声をやってみようかな」
「もう少し自分の言葉で発信してみようかな」

そんなふうに思ってもらえたら、さらに嬉しいです。

最後に

AIがどれだけ進化しても、最後に人の心を動かすのは、完璧に整えられた言葉だけではない。

その言葉の向こう側に「誰がいるのか」なのではないか。

僕はそう思っています。

だから、この番組では文章術をお伝えしながら、僕自身も、できるだけ自分の言葉で、自分の肉声でお話ししていきます。

毎週水曜日、朝7時。

「五つ星文章術」

文章を磨きながら、人を知る。

人を知りながら、自分の言葉を磨く。

そんな時間にしていけたらと思っています。

最後までお聴きいただきありがとうございました。

宮本真愿でした。

それでは、また次回お会いしましょう。

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