意志が弱いと自分を責める前に知ってほしい「身」から始める成功の順番
人生を変えたいなら「心」より先に「身体」を整えてください。
「成功したい」
「人生を変えたい」
「もっと自分らしく生きたい」
そう思ったとき、多くの人はまず「考え方」を変えようとします。
僕もそうでした。
- 成功哲学を学び
- ポジティブ思考を学び
- 潜在意識を学び
- 目標設定を学ぶ
でも、30年以上学び、自分自身がどん底まで落ちて気づきました。
人間は、身体を使って人生を生きている。
当たり前すぎますよね。
でも、この「当たり前」が、成功論では意外と後回しにされます。
「心が弱い」と思っていたら、ただ疲れていた
昔の僕は、動けない日があると「意志が弱い」と思っていました。
集中できなければ「もっと精神力を鍛えないと」
落ち込めば「もっとポジティブにならないと」と考える。
でも今なら、まず別のことを確認します。
「ちゃんと寝た?」です(笑)
- 睡眠不足
- 運動不足
- 食生活の乱れ
- 身体の疲労
- 呼吸が浅い
こうした状態で「今日も最高のパフォーマンスを出そう!」と言われても、身体からしたら「いや、まず寝かせてくれ」という話です。
五つ星成功術の最初が「身」である理由
僕が人生を考えるとき、大きく5つに分けています。
身・脳・気・心・志
その中で最初に置いているのが「身」です。
なぜ「志」からではないのか。
なぜ「心」からでもないのか。
理由はシンプルです。
身体は、人生を動かすハードウェアだから。
どれだけ優秀なOSを入れても、どれだけ便利なアプリを入れても、パソコン本体が壊れていたら動きません。
人間も同じです。
身体の状態は「思考」にまで入り込む
これは僕自身、何度も経験しています。
身体が整っている日は「まあ、なんとかなるか」と思えることが、疲れ切っている夜になると「もう全部ダメなんじゃないか……」と思えてくる。
でも翌朝…
- よく寝て
- 身体を動かして
- 少し外を歩いてみる
すると、昨日あれほど深刻だった問題が、なぜか少し小さく見える。
問題そのものは、1ミリも変わっていません。
変わったのは、問題を見る「自分の状態」です。
ここは、とても重要だと思っています。
人生には「身体由来の悲観」がある
僕はこれを「身体由来の悲観」くらいに考えています。
もちろん、悩みのすべてが身体の問題だという話ではありません。
心と向き合う必要があるときもある。
環境を変えなければならないときもある。
でも、身体が疲れているときに出した人生の結論を、そのまま信じないほうがいい。
「自分には才能がない」
「もう無理だ」
「人生なんて変わらない」
それは本当にあなたの人生観でしょうか。
もしかしたら、睡眠不足の脳と身体が開いた臨時記者会見かもしれません(笑)
どん底の僕に必要だったのも「大きな夢」ではなかった
会社が倒産し、離婚し、4人の子どもたちと離れ、住む場所まで失った頃…
そんな僕に「10年後の壮大なビジョンを書きましょう」と言われても、なかなかそこまで頭が回りません。
まず必要だったのは…
- 今日を生きること
- 身体を休めること
- 少し動くこと
- 生活のリズムを取り戻すこと
そして「明日も動ける自分」を作ることでした。
人生の再起というと、ものすごい決断や奇跡的な出来事を想像するかもしれません。
でも実際には、もっと地味です。
だからこそ、再現できます。
「頑張る」の前に確認すること
人生がうまくいかないと、僕たちはすぐ精神論に持っていきます。
「根性がない」
「継続力がない」
「メンタルが弱い」
でも、その前に確認してほしいんです。
- ちゃんと眠れているか
- 身体を動かしているか
- 食生活は乱れていないか
- 休む時間を取っているか
- 呼吸は浅くなっていないか
身体から「もう限界やで」という請求書が届いているのに、心へ説教しても仕方ありません。
人生を変えるなら、足元から
だから五つ星成功術では…
身 → 脳 → 気 → 心 → 志
という順番を大切にしています。
もちろん、人間は機械ではありません。
5つは互いに影響し合うので、いつでも機械的にこの順番だけ、という意味でもありません。
それでも僕が「身」を最初に置くのは、人生を生きるための土台だからです。
- 夢を叶えるのも身体
- 仕事をするのも身体
- 大切な人に会いに行くのも身体
- 新しい挑戦を始めるのも身体
そして、どん底からもう一度立ち上がるのも、この身体です。
僕は長い間、人生を変えるために「何を考えるか」ばかり勉強してきました。
でも今は、その前に「どんな状態の自分が、その人生を生きるのか」を大切にしています。
もし最近…
「なんだか前向きになれない」
「行動する気力が湧かない」
「自分は意志が弱い」
と感じているなら、今日は自分を責める代わりに、一つだけ問いかけてみてください。
「心を変える前に、身体にしてあげられることはないだろうか?」
- 早めに寝る
- 10分くらい歩いてみる
- 身体を伸ばす
- しっかり噛みながらゆっくりと食べる
- 深く呼吸する
そんな小さなことでいい。
人生を変える最初の一歩は、意外と壮大な夢ではなく、今夜、少し早く寝ることかもしれません。


