noteで2万人にフォローされても、Xではただの無名人。
同じ人間が、同じように情報発信しているのに、この扱いの違い。
情報発信の世界って、ほんまに面白い(笑)
実はここに、SNS運用で見落としがちな「大きな落とし穴」が隠れていると思っています。
noteでは万垢。Xでは転校生。
僕は現在、noteで2万人を超える方にフォローしていただき、23社のマーケティング支援にも携わっています。
文章を書くことも、情報発信の戦略を考えることも、いわば仕事の一部です。
ところが、新しくXアカウントを立ち上げると、そんな実績はほとんど関係ありません。
フォロワーは少ないし、投稿しても反応はわずか。
まるで、地元では顔が利くおっちゃんが、知らない街に引っ越した途端、ただの通行人になったような気分です(笑)
でも、僕はこの状況が嫌いじゃありません。
むしろ、ちょっとワクワクしています。
なぜなら、ここには新しい発見が山ほど眠っているからです。
SNSが変われば、住んでいる人種も文化も変わる
YouTubeで登録者10万人を超える人が、noteでは数百人のフォロワーしかいない。
Xで何万人ものフォロワーがいる人が、Instagramでは数十人。
そんなケースを見かけることがあります。
なぜ、同じ人なのに、これほど違いが生まれるのでしょうか?
僕は、SNSにはそれぞれ独自の「文化」があるからだと考えています。
noteには、じっくり文章を読むことを楽しむ人がいる。
Xには、短い言葉で情報を得たり、会話や交流を楽しんだりする人がいる。
YouTubeには、映像や音声を通じて学びたい人がいる。
もちろん、どのメディアにも多様な読者がいますが、情報との接し方には違いがあります。
つまり、同じコンテンツでも、発信する場所が変われば、価値の伝わり方まで変わるということ。
これ、マーケティングではかなり重要な視点なんですよね。
成功した方法を持ち込めば、成功するとは限らない
たとえば、noteで長文記事が人気になったとします。
「よし!この文章をXにも投稿すれば、きっと読まれるはず!」
そう考えたくなりますよね。
でも、実際には期待したほど反応が得られないこともあります。
なぜか?
読者がそのメディアに求めているものと、発信スタイルが噛み合っていない可能性があるからです。
23社のマーケティング支援に携わるなかでも、僕は「何を伝えるか」と同じくらい「どこで、誰に届けるか」を大切にしています。
どれだけ素晴らしい商品でも、求めていない人に届ければ売れません。
情報発信も同じ。
だから僕は、今回のXアカウントでは、これまでの長文中心のスタイルをあえて変えてみました。
基本は全角140字以内。
SNSやAIの実験、マーケティングの気づき、仕事の裏話、ときにはプライベートまで。
短文6本に、長文1本を組み合わせる運用です。
これが正解かどうかは、まだ分かりません。
だからこそ、自分自身を実験台にして試しています。
過去の成功法則が通用するかどうかも、実験してみなければ分からない。
それが、情報発信の面白いところです。
フォロワーは、引っ越し荷物ではない
もうひとつ、今回改めて感じていることがあります。
それは、あるSNSで獲得したフォロワーが、別のSNSにもついてきてくれるとは限らないということ。
考えてみれば当然ですよね。
noteで僕の記事を読んでくれる人が、必ずしもXを利用しているとは限りません。
仮に利用していても、Xでは別の情報を求めているかもしれない。
つまり、フォロワーは自分の所有物ではなく、その場所で築いてきた関係性の結果なんです。
だから、メディアを変えたら、またゼロから信頼を積み重ねる。
これを面倒だと感じるか、新しい出会いのチャンスだと感じるか。
僕は後者でありたいと思っています。
情報発信に必要なのは、場所に合わせて進化する力
情報発信で成果を出すには、文章力も大切です。
マーケティングの知識も必要です。
でも、それだけでは足りません。
- 誰に届けたいのか
- その人は、どこにいるのか
- その場所では、どんな伝え方が喜ばれるのか
こうしたことを考えながら、発信方法を柔軟に変えていく。
僕が提唱している「3M」のひとつ、Media(メディア)の本質も、ここにあると思っています。
そして、もうひとつ。
過去の成功体験を手放して、何度でも初心者に戻れること。
これも、情報発信を続けるうえで大切な姿勢ではないでしょうか。
noteでは万垢。
Xでは超弱小。
でも、今の僕にとっては、どちらも大切な実験フィールドです。
過去の実績は、新しい場所での成功を保証してくれません。
だから面白い。
あなたは新しいSNSを始めるとき、過去の成功パターンを持ち込みますか?
それとも、その場所に合わせてゼロから試してみますか?
何歳になっても、何度でも初心者になれる。そんな人でありたいですね。


