イエス・キリストから学んだ魔法の３文字言葉｜思考を現実化し、願望を引き寄せる人生の公式

ホームレスからの再出発｜僕を変えた「魔法の言葉」

僕がこの言葉と出会ったのは、３３歳のとき。

当時、経営していた会社を倒産させ、続けて離婚。

ついには住む場所すら失い、ホームレスにまで転落しました。

人生どん底でした。

そんな僕を再び社会に復帰させる「転機」となったのが、ある「たった３文字」の言葉。

この言葉を知って、実践するようになってから、人生が好転しはじめたんです。

その言葉とは…

もう、ピンときましたか？

そう、その魔法の３文字言葉とは「ASK（アスク）」です。

英語で「求める」「頼む」「尋ねる」「問いかける」「お願いする」など、積極的に行動を起こす意味が込められています。

このASKという言葉に関連して、聖書に登場する有名な言葉を紹介します。

求めよ、さらば与えられん（Ask, and it shall be given you）

これは新約聖書に登場する、イエス・キリストの言葉。

願いを叶えるには、まず「求める」ことが重要だと説いています。

成功者を観察してみると、彼らの共通点は「遠慮せずに求める」こと。

だからこそ達成確率が高まるのです。

ただし…「求め方」には注意せよ

ここで重要なのは「どう求めるか」です。

例えば、ネットワークビジネスや宗教、保険の勧誘などでありがちな失敗は、一方的な「押し売り」

相手の気持ちや状況を無視して「ただ求める」ことは、むしろ逆効果になります。

僕にもこんな経験があります。

ある日、久しぶりに昔の友人から電話がありました。

「しんちゃん、元気？たまたま昔の写真整理してて思い出してさ！近々飲みにでも行かへん？」

「おお、ええなあ！」と二つ返事でOKし、ワクワクしながら会いに行ったんです。

ところが当日、知らない人物が同席していて、飲みの場がいつの間にか、ネットワークビジネスの説明会に…

「しんちゃん、俺と一緒にビッグな夢を追いかけようぜ！」なんて熱く語られたんですが、正直ドン引きでした。

楽しい再会を期待していた僕にとっては、まるで裏切りのように感じたんです。

求める前に、まず与えよ

イエス・キリストが語った「求めよ、さらば与えられん」

でも、ここには大前提があります。

それは、求める前に、まず与えること。

つまり公式はこうです。

GIVE（与える） → ASK（求める） → TAKE（受け取る）

これは、願望を実現するための「王道の流れ」なんです。

ところが、多くの人は逆をやってしまっています。

実際、多くの人は次のような順番になっているのです。

ASK（求める） → TAKE（受け取る） → GIVE（余裕があったら与える）

これでは、人との信頼関係も構築できず、結果的に願望も叶いにくいんですね。

人のタイプは３種類。成功するのはどのタイプ？

心理学の研究によれば、人間のタイプは大きく３つに分かれると言われています。

• ギバー（Giver）：惜しみなく人に与える人
• テイカー（Taker）：真っ先に自分の利益を優先する人
• マッチャー（Matcher）：損得のバランスを考える人

さて、あなたはどのタイプだと思いますか？

そして、どのタイプがもっとも成功すると言われているでしょうか？

答えは…「ギバー」です。

ギバーこそが成功する｜その理由と注意点

願望実現の公式とは？

最後に、今日の話をひとことでまとめます。

「与える」＋「求める」＝「願望実現」

引き寄せの法則やアファーメーション、瞑想なども大切ですが、現実を動かすには具体的な行動が必要です。

祈るだけでは、現実は動きません。

行動して、求めて、そして受け取る。

このサイクルを日常の習慣にすることで、あなたの夢も必ず叶います。

僕が毎日唱える「成功の定義」

最後に、僕が毎朝起きたときと毎晩寝る前に声に出して読む「成功の定義」を紹介します。

ナポレオン・ヒル博士の言葉です。

成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標（願望）を、黄金律に従って一つひとつ実現していく過程である。

※黄金律＝「自分がしてほしいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげることである」

あなたも「GIVE & ASK」を始めよう

「求めよ、さらば与えられん」
「まず与えよ、そして求めよ」

この二つを日常に取り入れることで、思考が現実化し、願望は引き寄せられていきます。

ぜひ、今日から「ギバー」として、そして「ASK」する人として一歩を踏み出してみてください。

あなたの願いが、今日この瞬間から少しずつ現実になっていきますように。

宮本真愿